エアコンのガスクリーニングは必要ない?詐欺に遭わないための全知識

不当な高額請求やガス不足の偽装を警告するイラストと、定期的なフィルター掃除や専門家による適切なメンテナンスを推奨する比較図。

こんにちは。リライフです。

エアコンの効きが悪くなって悩んでいるとき、業者から「ガスが汚れているからクリーニングが必要ですよ」なんて言われたら、詳しくない方は不安になりますよね。実は、エアコンのガスクリーニングが必要ないという事実は、多くのメーカーも公式に認めていることなんです。

仕組みや料金相場、さらにダイキンなどの大手メーカーがどう説明しているかを知ることで、不当な点検商法や詐欺のような被害を未然に防ぐことができます。もしガス漏れなどの決定的な症状が出ていないのであれば、わざわざ高いお金を払ってガス交換や洗浄をする必要は全くありません。

この記事では、家庭用エアコンと車の場合の違いなど、皆さんが抱える疑問をスッキリ解決できるよう、私の知識を分かりやすくお話しします。

  • 家庭用エアコンのガスは密閉されており汚れない構造であること
  • 訪問販売や電話勧誘による詐欺的な手口に騙されないための防衛策
  • エアコンの効きが悪いと感じた時の本当の原因と正しい対処法
  • 車のエアコンメンテナンスにおける例外的なガスの取り扱い

その数万円、
本当に支払う必要ありますか?

家庭用エアコンのガスは、基本的に「交換・洗浄不要」です。
不要な工事で高額請求される前に、一度冷静になりましょう。

「これって詐欺?」と不安に思ったら、契約書にサインする前に
プロの私たちがセカンドオピニオンとしてお答えします。

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目次

エアコンのガスクリーニングが必要ない理由と仕組み

まずは、なぜ家庭用のエアコンにおいて「ガスを洗う」「ガスを交換する」という工程が基本的には存在しないのか、その技術的な背景と業界の裏側について詳しく見ていきましょう。ここを知るだけで、変な勧誘に流されなくなりますよ。

詐欺の被害を防ぐために知っておくべき業者の手口

大手メーカーも公式に否定している、家庭用エアコンのガス洗浄不要の結論。冷媒ガスは一生モノであり、汚れるという勧誘は嘘であるとの解説。

突然家にやってきて「この地域で無料点検を回っています」なんて言う業者には、まず強い警戒心を持って接するのが正解かなと思います。

彼らの多くは、専門用語を並べて「ガスが汚れてドロドロだから電気代が高くなる」「このままだとコンプレッサーが爆発する」といった、読者の不安を過剰に煽るような言葉を巧みに使ってきます。しかし、実際には家庭用のエアコンで「ガスが汚れる」という現象は物理的に起こり得ません。

点検と称して室内機の風に手を当て、「風がぬるいですね、ガスをクリーニングしましょう」と提案してくるのは、典型的な点検商法の手口です。

彼らは、消費者が「目に見えない冷媒ガス」に対して無知であることを利用しているんですね。例えば、「ガスの中にカビが混じっている」という説明をすることもありますが、ガスが流れる配管は完全に密閉されているので、外の空気に含まれるカビやホコリが中に入る隙間なんてどこにもないんです。

もし中に入るとしたら、それは配管に穴が開いているということであり、その場合は中の高圧ガスが外に吹き出すだけで、外気が中に入ることはありません。

また、最近では「最新の特殊なガスに入れ替えると冷房能力が上がり、ウイルス対策にもなる」といった、社会情勢を悪用した嘘のセールスも報告されています。

そんな魔法のようなガスは存在しませんし、もしあったとしてもエアコンの設計上の冷房能力とは何の関係もありません。こうした業者は、まず安価な「フィルター掃除」などで家に入り込み、作業中に「重大な欠陥が見つかった」と嘘をついて高額な契約を迫るのが常套手段です。

少しでも「おかしいな」と感じたら、その場では絶対にサインをせず、名刺をもらって帰ってもらうようにしましょう。自分の身を守るためには、まずは「家に入れない」「点検させない」という毅然とした態度が一番の防衛策になります。もし強引な勧誘を受けた場合は、迷わず消費者ホットラインなどの公的機関に相談してくださいね。

悪質業者のよくあるトーク例:

「無料点検」や「ガスが汚れている」「爆発する」といった不安を煽る悪質業者のトーク例と、その場で契約せず家に入れないなどの対処法リスト。
  • 「近所で工事をしているので、ついでに無料で循環チェックをします」
  • 「ガスの圧力が不安定で、このままだと室内機から火が出ますよ」
  • 「今だけキャンペーン中で、通常5万円のガスリフレッシュが2万円です」

これらのセリフが出たら、ほぼ間違いなく不要な契約を迫られていると思って間違いありません。冷静に断る勇気を持ちましょう。

ダイキンなどメーカーが解説する配管の密閉構造

室内機と室外機を繋ぐ銅管が溶接でガッチリ密閉(Closed Loop)されており、外部からホコリやカビが侵入する隙間がゼロであることを示す構造図。

空調大手のダイキン工業をはじめとする国内の各メーカーは、エアコンの冷媒サイクルは「完全に密閉されている」と明言しています。

エアコンの仕組みを簡単に説明すると、室内機と室外機の間を「冷媒」というガスがぐるぐると循環して熱を運んでいるのですが、この通り道は厚みのある銅管という丈夫なパイプで繋がれ、溶接や専用の金属部品でガッチリと閉じ込められています。つまり、設置してから廃棄されるまで、外の空気に触れることが一切ない構造なんです。

物理的に外からゴミや水分、カビ、ウイルスなどが配管内部に侵入することはあり得ません。冷媒ガスとして現在主流で使われているR32やR410Aといった物質は非常に化学的に安定しており、何万回と熱交換を繰り返したとしても、中身が変質したり、酸化してドロドロになったりすることはありません。

10年、15年と使い続けたエアコンでも、ガスが漏れてさえいなければ、その純度は新品のときと全く同じなんですよ。これを「洗う」とか「新しくしてリフレッシュする」という発想自体が、空調工学の観点からは全くのデタラメなんです。

もしガスの中に不純物が混ざっているとしたら、それは製造時か、あるいは設置工事の際のミス(真空引き不足など)によるものであり、後からクリーニングで解決できるようなものではありません。

実際、メーカーの公式サイトでも、不審な訪問販売や点検勧誘に対して強い注意喚起がなされています。特に「ガスを交換しないと故障する」といった勧誘に対しては、メーカー側も「そのようなメンテナンスは不要」とはっきり回答しています。

例えばダイキン工業の公式サイトでは、新型コロナウイルスに関連した不審な点検勧誘への注意を促しており、メーカーが推奨しない作業を行うことの危険性を説いています(出典:ダイキン工業株式会社『新型コロナウイルスに関連した、不審な電話や訪問にご注意ください』)

もし業者が「最新の基準ではガス交換が必要です」なんて言ってきたら、このメーカーの公式見解を思い出してください。メーカーが「いらない」と言っているものを、わざわざ高いお金を出して買う必要はありませんよね。

補充が必要なのは配管からガスが漏れた時だけ

室外機の配管接続部の霜付きや油汚れの写真。単なる補充(無駄)ではなく、漏洩箇所の特定と規定量の充填が必要であることを示す比較表。

「じゃあ、エアコンのガスについて何かをすることは一生ないの?」と聞かれれば、実は唯一の例外があります。それが「ガス漏れ(リーク)」というトラブルです。

エアコンのガスは使っても減るものではありませんが、物理的な破損があれば外へ逃げてしまいます。例えば、地震による建物の激しい揺れで配管接続部に負荷がかかったり、長年の使用による塩害などで配管が腐食して小さな穴が開いたり、あるいは最初の取り付け時の工事ミス(フレア加工の不備など)が原因で、少しずつガスが抜けてしまうことがあるんです。

この状態になると、エアコンは熱を運ぶ媒体を失い、冷たい風を送ることができなくなります。でも、ここで非常に重要なのは、このとき必要なのは「ガスクリーニング」ではなく、あくまで「漏れ箇所の特定と修理」だということです。

悪質な業者は「ガスが減っているから少し足しておきますね」と言って、漏れている根本的な原因を放置したままガスだけを補充することがありますが、これは穴の開いたバケツに水を足し続けるのと同じ無駄な行為です。早ければ数日から数週間、長くても数ヶ月でまたガスが抜けてしまい、再び高額な補充費用を請求されるという悪循環に陥ります。

正当な修理であれば、まず窒素加圧やガス検知器を使ってどこからガスが漏れているのかを特定し、配管を繋ぎ直したり部品を交換したりして、穴を完全に塞ぎます。

その後に、配管内を一度真空状態にする「真空引き」を専用のポンプで行い、内部の残留水分を徹底的に取り除いてから、規定量の新しいガスを電子天秤でグラム単位まで正確に充填するんです。

もし室外機の配管接続部に白く分厚い霜が付いていたり、ベタベタした油が滲んで黒ずんでいたりする場合は、冷媒と一緒にコンプレッサーオイルが漏れ出しているサインです。

その際は、クリーニング業者ではなく、メーカーの修理窓口か、信頼できるエアコン修理の専門業者に相談してください。修理費用は数万円かかりますが、中途半端な補充作業で誤魔化されるよりは、結果的に安く済み、長く安心して使えるはずです。

ガス漏れを疑うべきサイン:

  • 運転ボタンを入れて15分経っても風が冷たくならない
  • 室外機の細い方の配管に「霜」がびっしり付いている
  • 配管のつなぎ目に油のような汚れが付着している

これらの症状がある場合は、クリーニングではなく「修理」が必要です。信頼できるプロに見てもらいましょう。

パナソニック製の機種でも冷媒の交換は原則不要

パナソニックなどの国内有名メーカーの製品を使っている方も多いと思いますが、どのメーカーであっても基本的な冷媒の仕組みは共通しています。説明書を最初から最後まで丁寧に読んでも、「3年に一度はガスのリフレッシュをしてください」なんて記述はどこにも見当たりませんよね。

メーカー側も、ガスは機器の寿命が来るまでそのまま使い続けることを前提に設計しているからです。パナソニックのエオリアシリーズなど、独自の空気清浄機能やAI機能が搭載されているモデルであっても、その「心臓部」である冷媒サイクルは他メーカーと同様の完全密閉式です。

もし業者から「パナソニックのこのモデルは構造が複雑なので、ガスが汚れやすく定期的な洗浄が必要です」なんて言われたら、それは100%嘘だと思って間違いありません。

むしろ、知識のない業者が安易にマニホールドゲージ(圧力計)を繋いで作業をすることの方が、エアコンにとっては致命的なリスクになります。

作業の過程で配管内にわずかでも空気が混じったり、雨の日の作業で湿気が入ってしまったりすると、コンプレッサーの内部で化学反応が起き、焼き付き故障を招く「人災」に繋がることがあります。最新の省エネ機種ほど制御が非常にデリケートなので、不必要なガスの出し入れは、わざわざ高い修理代を払って壊しに行っているようなものなんですね。

さらに、正規の修理ルート以外でガスに触れてしまうと、その後のメーカー保証が一切受けられなくなる可能性が非常に高いです。「良かれと思ってやったガスクリーニングが原因で、高額な修理代を全額自己負担することになった」なんて悲劇は避けたいですよね。

国内メーカーはどこも、ガスの耐久性と密閉性には絶対の自信を持っています。お掃除機能付きなどの高級機種であっても、それは「フィルターの掃除」が自動なだけで、ガスの管理が不要なことに変わりはありません。

メーカーのブランドと技術を信じて、余計な手出しはせずに使い続けるのが、実は一番エアコンを長持ちさせ、性能を維持させる秘訣だったりします。変な業者にそそのかされないようにしましょう。

適正な料金相場を知って不当な点検商法を回避する

「ガスクリーニングが必要ない」と理屈で知っていても、提示された金額が妙に安かったり、逆に「今やらないと大変なことになる」と脅されたりすると、つい契約してしまうのが人間の心理かもしれません。

でも、騙されないためには「適正な相場」をしっかりと頭に入れておくことが、最大の防御になります。もし、本当にガス漏れが発生していて修理を依頼する場合、どれくらいの費用がかかるのが普通なのかを把握しておきましょう。

一般的なガス漏れ修理であれば、出張診断料(5,000円〜10,000円)、漏洩箇所の特定・修理費(10,000円〜30,000円)、そして冷媒ガスの充填費用(15,000円〜30,000円)を合わせて、トータルで安くても3万円、深刻な箇所の故障なら7万円以上かかることも珍しくありません。

一方で、悪質業者が「キャンペーン」と称して提示してくる「ガスクリーニング 15,000円」といった価格は、作業内容に対して非常に中途半端です。彼らは実際に修理(漏洩箇所の閉塞)をするわけではなく、ただマニホールドゲージを繋ぐフリをしたり、安価なガスをほんの少し足したりするだけで、実質的な価値がない作業に対して不当な料金を請求していることが多いんです。

サービス内容適正価格の目安悪質業者の怪しい提示額備考
フィルター清掃0円(自分で行う)3,000円〜5,000円点検と称して家に入るための口実です
内部高圧洗浄10,000円〜20,000円3,000円〜(格安広告)現地で高額な「ガス代」を上乗せします
ガス漏れ修理(本物)30,000円〜70,000円(そもそも修理不可)漏れ箇所の特定には高度な技術が必要です
ガスクリーニング施工の必要なし15,000円〜30,000円メーカーも認めていない架空の項目です

このように、安すぎる広告で釣って、現場で「ガスが足りない」「このままだと爆発の危険がある」と脅して高額な請求をするのが彼らのビジネスモデルです。見積もりに「ガスクリーニング」や「ガスリフレッシュ」といった言葉が入っていたら、まずはその業者を疑ってみるべきかもしれません。

本当のプロは、安易にガスのせいにせず、まずは徹底した清掃や電気系統の電圧チェックから原因を探るものです。また、領収書や契約書に社名や住所が正しく記載されているか、保証期間が明記されているかも必ず確認しましょう。少しでも怪しいと思ったら、その場で現金で支払わず、後日振込みにするなどの対策を講じることも自分を守ることに繋がりますよ。

エアコンのガスクリーニングが必要ない時の対処法

ガスをいじる必要がないと分かったところで、次に気になるのは「じゃあ、実際に冷えが悪くて困っている現状をどうにかして!」という点ですよね。ここからは、プロの視点から見た本当の原因解決策をお伝えします。

エアコンが効かない主な原因はフィルターの汚れ

室外機の配管接続部の霜付きや油汚れの写真。単なる補充(無駄)ではなく、漏洩箇所の特定と規定量の充填が必要であることを示す比較表。

「最近、冷房の効きが悪いな…」「設定温度を下げてもなかなか涼しくならない」と感じたとき、真っ先に疑うべきはガス不足ではなく、実はフィルターの目詰まりです。これは意外に思われるかもしれませんが、エアコンの効き不良の約9割は、このような物理的な汚れが原因なんですよ。

エアコンは、室内の空気を吸い込み、中の熱交換器(アルミフィン)で冷やしてから再び部屋に戻すというサイクルを繰り返しています。もしフィルターが埃や油でびっしり塞がっていたら、そもそも空気が吸い込めませんよね。

空気を十分に吸い込めないエアコンは、いくら内部でガスが正常に流れて冷たくなっていても、その冷たさを部屋に届けることができません。人間で言えば、厚いマスクを何重にも重ねて全力疾走しようとしているような息苦しい状態です。まずは、パネルを開けてフィルターを外してみてください。

もし埃が積もっていたり、白く目詰まりしていたりしたら、掃除機で吸い取るか、お風呂場でシャワーを使って水洗いするだけで、劇的に効きが復活することがよくあります。油汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて優しく洗うのがコツです。これだけで解決するなら、わざわざ数万円も払ってガスをいじる必要なんて全くないですよね。

また、意外と見落としがちなのが「室外機の周辺環境」です。室外機は、部屋の中の熱を外に捨てる役割を持っています。その吹き出し口の前に重い荷物や自転車を置いていたり、見た目を気にして隙間のないカバーをかけっぱなしにしていたりすると、熱を効率よく逃がすことができず、エアコンの効率がガクンと落ちてしまいます。さらに、室外機の裏側のアルミフィン部分に枯れ葉やゴミが詰まっていても同様です。

家の中の掃除だけでなく、外の環境も整えてあげることが、冷えを良くするための安上がりで確実な第一歩です。こちらのプロが教えるエアコンクリーニングの真実についての記事でも、日常の掃除がどれほど重要かを詳しく紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

故障を疑う前に自分で行う温度差チェックのやり方

吸込温度と吹出温度を計測し、その差が8℃〜10℃以上あれば正常であると判定するセルフチェックの手順図解。

「掃除は完璧にしたけれど、それでもまだ冷えが弱い気がする…故障かな?」という場合でも、すぐに業者を呼んで高額な点検料を払うのはちょっと待ってください。自分でもできる簡単な「健康診断」で、ガスが正常かどうかを客観的に判断する方法があります。

それが、私たちプロも現場の一次判断で行う「温度差チェック(ΔTチェック)」という方法です。100円ショップなどで売っているデジタル温度計が2つあれば理想的ですが、1つでも順番に測れば十分に判断できますよ。

自分でできる温度差診断の手順:

  1. 冷房の設定温度を一番低く(16〜18度など)、風量を最大にして、窓を開けずに15分ほど連続運転させます。
  2. エアコンの上部(天井付近)にある、空気を吸い込んでいる部分の温度を測ります。これが「吸込温度」です。
  3. 次に、冷たい風が出てくる吹き出し口のすぐ近くの温度を測ります。これが「吹出温度」です。
  4. 「吸込温度」から「吹出温度」を引いた差を計算します。

この結果、温度差が8度〜10度以上あれば、そのエアコンの心臓部である冷媒サイクルはバッチリ正常に動いています。もし12度以上の差があれば、絶好調と言ってもいいくらいです!

このチェックでしっかり冷えていると分かれば、ガス不足の心配は一切ありません。それなのに「部屋が涼しくならない」と感じるなら、それは部屋の広さに対してエアコンの馬力が足りていない(負荷過多)か、あるいは熱交換器の奥底にある目に見えない汚れが原因で、風が上手く熱を伝えられていないだけ、もしくはサーモスタットの誤作動などの電気的な問題かもしれません。

ガスのせいにされる前に、まずは数値で冷静に判断することが、無駄な出費を防ぐ最大のコツですよ。もし温度計がない場合は、吹き出し口に手を当てて「痛いくらいに冷たい風」が出ているかを確認するだけでも、感覚的な判断としては有効です。ぬるい風しか出ていない場合は、初めてガス漏れやコンプレッサーの故障を疑い、メーカー修理を依頼するフェーズに移りましょう。

本体の内部洗浄なら実績豊富なリライフがおすすめ

フィルターを掃除して、温度差チェックでもガスは大丈夫そうなのに、それでもお部屋が涼しくならないし、なんだか風がカビ臭い…。そんな時に考えられる本当の原因は、フィルターのさらに奥にある「熱交換器(アルミフィン)」や「送風ファン」にこびりついた汚れです。

ここは、一般の方がお掃除するには構造的に限界がある場所なんですね。長年使っていると、埃に結露が混じって泥のようになり、そこに黒カビが繁殖して、熱交換の効率を著しく下げてしまいます。また、送風ファンに埃が付着すると、風を送る羽の形が変わり、風量そのものが激減してしまうんです。

私たち「リライフ」が行うエアコンクリーニングは、そんな頑固な汚れを専用の環境に優しい薬剤と、強力な高圧洗浄機を使って、目詰まりした汚れやカビを根本から洗い流します。この記事で何度もお伝えしている通り、私たちはガスの配管には一切触れません。

なぜなら、それがエアコンを最も安全に、かつ確実に復活させる方法だと知っているからです。アルミフィンがピカピカになれば、空気とガスの熱交換がスムーズに行われるようになり、冷房のスピードがグンと上がります。また、ファンが綺麗になれば「弱」運転でも十分な風が出るようになるため、静音性も向上し、結果として電気代の大幅な節約にもつながるんですよ。

無理にガスをいじって故障のリスクを冒すよりも、こうした物理的な「風の通り道の洗浄」を行う方が、健康的にも経済的にもメリットが圧倒的に大きいです。特に吹き出す風が清潔になるので、小さなお子様やペットがいるご家庭、アレルギーをお持ちの方にはぜひお勧めしたいですね。

もしダイキン製のエアコンをお使いなら、独特のドレンパン構造などに合わせた専門的なメンテナンスが必要になることもあリます。

私たちリライフは、お客様の不安に寄り添い、本当に必要な作業だけをご提案することを大切にしています。ガスの勧誘で悩む前に、ぜひ一度私たちにご相談いただければ嬉しいです。

ガスではなく「汚れ」を洗えば、風は蘇る

リライフは、故障リスクのある「ガス配管」には一切触れません。

冷えを悪くしている「アルミフィンの詰まり」や「カビ」だけを、
プロ仕様の高圧洗浄機で徹底的に洗い流します。

使用するのは「植物由来のエコ洗剤」のみ。
小さなお子様がいるご家庭でも、安心してご依頼いただけます。

車のエアコンはリフレッシュが有効なケースもある

車は振動吸収のためゴムホースを使用しガスが微量に抜けるが、家庭用は銅管で溶接密閉されているためガスクリーニングが不要であることを示す比較図。

ここまでの話で「ガスクリーニングは不要」と強く伝えてきましたが、実は一つだけ例外があります。それが「自動車のエアコン(カーエアコン)」です。これ、ネット検索をしていると家庭用とごちゃ混ぜになって出てくるので、非常に混乱しやすいポイントなんですね。

実は、家庭用のエアコンと車のエアコンでは、その配管の構造と使用環境に決定的な違いがあるんです。

家庭用エアコンが「ガッチリ固定された銅管」で溶接密閉されているのに対し、車のエアコンはエンジンの激しい振動や車体のねじれに耐えるため、柔軟性のある「ゴムホース」が多く使われています。

ゴムという素材には目に見えない微細な隙間があるため、どこも故障していなくても、冷媒ガスが年間数グラムずつ自然に透過して抜けてしまうことが避けられません。さらに、ゴムホースを通じて大気中の湿気がわずかずつ内部に侵入し、それがガスと反応して酸性の物質を作り、配管の腐食を招くこともあります。つまり、車のエアコンは「少しずつガスが減り、不純物が混じる」という宿命を持っているんです。

そのため、オートバックスなどのカー用品店やガソリンスタンドで提供されている「エアコンガスリフレッシュ(クリーニング)」は、予防整備として一定の工学的合理性があります。

専用の機械を使って、車内のガスを一度全量回収し、水分や不純物をフィルターで綺麗にろ過してから、不足分を1グラム単位で正確に充填し直す作業です。新車から5年以上経過していたり、走行距離が伸びて明らかに昔より冷えが悪くなったと感じる車であれば、このリフレッシュ作業をすることで冷却能力が復活し、高額なコンプレッサーの寿命を延ばす効果が期待できます。

でも、これはあくまで「車の構造」ゆえの話です。悪質な業者が「車でもやっていることだから、家でも必要ですよ」と言ってきたら、それは全く別の話であることを指摘してください。家庭用には家庭用の、車には車の正しいメンテナンス方法がある、ということをしっかり区別しておきましょうね。

賃貸物件でガス不足を感じた際の正しい連絡先

不具合発生時に管理会社へ連絡し、指定業者が修理する正しい流れ。勝手な修理が善管注意義務違反や賠償請求のリスクになることへの警告。

あなたがもし賃貸マンションやアパートにお住まいで、エアコンの冷えが悪く「もしかしてガス漏れかな?」という不具合を感じたら、焦って自分で業者を手配したり、訪問販売の言うなりになったりするのは絶対にNGです!賃貸物件の場合、エアコンは多くの場合「大家さんや管理会社の所有物(付帯設備)」として扱われます。

したがって、経年劣化による修理やガス漏れの対応が必要な場合、その費用を負担するのは原則として借り主ではなく貸し主(オーナー)側になるんですね。

もし不審な業者の勧誘に乗って、勝手に「ガスクリーニング」などの契約をしてお金を払ってしまった場合、後からその費用を大家さんに請求することはまず不可能です。

それどころか、無資格な業者が勝手に分解したりガスに触れたりしたことでエアコンが完全に壊れてしまった場合、退去時に「善管注意義務違反」として、逆にあなたが高額な損害賠償や新品への交換費用を請求されてしまうリスクすらあります。まさに踏んだり蹴ったりですよね。

ですから、エアコンに不具合を感じたら、まずは管理会社や仲介不動産屋に電話し、「冷房の効きが悪いので、点検を手配してほしい」と伝えるのが正解です。

管理会社経由であれば、メーカーの正規サービスや、物件を熟知した提携業者が派遣されます。彼らは詐欺のような「不要なガスクリーニング」を勧めることはありませんし、本当に修理が必要なら大家さんの負担で直してくれます。また、もし単なる汚れが原因であれば「クリーニングをしてください」という指示が出ることもありますが、その場合も管理会社指定の業者なら安心ですよね。

自分の判断で勝手に動いてしまう前に、まずは賃貸借契約書を確認し、決められた窓口に一本連絡を入れる。これが、賃貸で余計なトラブルに巻き込まれず、かつ自分の財布を痛めずにエアコンを直すための、最も確実で賢い方法です。大家さんとの良好な関係を守るためにも、ルールに則った手順を踏むようにしましょうね。

エアコンのガスクリーニングが必要ない理由のまとめ

高圧洗浄で綺麗になったアルミフィンのイメージ。ガス配管には触れず(故障リスクゼロ)、エコ洗剤で内部を徹底洗浄するサービスのまとめ。

最後にもう一度大切なことを繰り返しますが、一般的な家庭用のエアコンにおいて、ガスを洗浄したり入れ替えたりする「ガスクリーニング」という作業は100%必要ありません。冷媒ガスは、溶接された頑丈な配管の中で守られており、外からの汚れや空気が混じる余地は構造上ないからです。

「ガスが汚れているから交換しましょう」「洗浄してリフレッシュしましょう」という言葉は、消費者の不安を煽り、本来不要なサービスを売りつけて利益を得るための、残念ながら詐欺的なセールストークであると断定して良いでしょう。

エアコンの効きを改善するために本当に必要なのは、ガスをいじることではなく、熱を効率よく交換するための「アルミフィン」や、風を遠くまで届けるための「シロッコファン」を清潔に保つことです。フィルター掃除をしても解決しない冷えの悪さは、目に見えない内部のカビや埃を取り除く、プロによる「高圧洗浄(エアコンクリーニング)」を検討してください。

この正規の作業において、ガスの配管接続部を外したり、ガスを抜き取ったりすることは絶対にありません。正しい知識を持つことで、怪しい訪問販売から自分や家族の大切な資産を守り、無駄な出費を抑えることができます。エアコンの寿命は適切に使えば10年、15年と持ちます。ガスの寿命=エアコンの寿命ではありません。

もし、業者の勧誘があまりにしつこかったり、すでに契約してしまって「騙されたかも」と不安だったりする場合は、一人で抱え込まずに消費者ホットライン「188」へすぐに相談してみてください。

また、本当に信頼できる、誠実なエアコンクリーニング業者を探しているときは、ぜひ私たち「リライフ」にお声がけいただければ嬉しいです。私たちは無理な勧誘は一切せず、お客様のエアコンが本当に冷えるようになるための「正しい清掃」だけをご提案します。エアコンは、正しく扱えば長く快適に使える素晴らしい家電です。

変な情報に振り回されることなく、爽やかな風とともに健やかで涼しい毎日を過ごせるよう、今回の記事が皆さんの生活に少しでも役立てば幸いです!

※この記事に掲載している修理費用や数値データは、2026年現在の一般的な目安です。お使いの機種の年式や故障の深刻度、地域によって実際の料金や診断結果は異なる場合があります。

正確な情報は、必ずメーカーの公式サイトで最新情報を確認したり、信頼できる有資格の専門業者に見積もりを依頼したりして、最終的な判断を行うようにしてくださいね。また、DIYでのガス補充は大変危険ですので、絶対に行わないでください。

🍃 誠実な清掃で、確かな涼しさを

「不要な工事はしない」「必要な清掃だけを丁寧に」。
それが、私たちリライフの約束です。

怪しい勧誘に不安を感じたら、いつでも頼ってください。
あなたの家のエアコンを、一番安全な方法でリフレッシュさせます。

まずは現在の状況をお聞かせください。
強引な勧誘は一切ありませんので、お気軽にどうぞ。

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