2020.02.18ブログ

お風呂の床の白い汚れにはサンポールが有効?使い方をレクチャー!

毎日使うお風呂を使用していて気づいたら床が白くなってその汚れが落ちなくなってくるということがあるかと思います。

これは床に石鹸カスや皮脂汚れなど様々な汚れが複合して固まりさらには水のミネラル類などに含まれたものが石灰化していわゆる水垢汚れというものが床にこびりついてしまった時に白くなるということが起きます。

この汚れを取るのにはどうしたらいいのかサンポールがいいという風に聞きますが実際どうやって使えばいいのかこの記事にレクチャーしていこうと思います。



お風呂の白い汚れの原因は水垢だった



お風呂に入って床が濡れている時は気づかないけれどもお風呂に上がって乾いたという顔見てみると言うかが真っ白くなっているということがありますよね。

なんだか水に濡れている所はよく分からないんですが、乾くとその汚れがはっきりと浮き出てきてかなり気になる状態になります。

これはほとんどがカルキが固まった汚れなのですが、カルキ=水垢ですね。

これは水に含まれるミネラルとかが乾いたときに徐々に徐々に固まって層になっていくとだんだん目に見えるレベルで姿を現します。

例えばテーブルの上などに水滴を垂らしてそのまま置いておくと水滴の跡がつくことありますよね?

あの水滴の跡は水が蒸発してカルキだけが残った状態なんです。

ああいったものが同じ場所にどんどん蓄積していくと、白くモヤっとした硬い石灰化した水垢になっていくんです。蓄積された汚れなのでやわかい激落ちくんのようなスポンジではなかなか落とす事ができないのです・・・

カルキ落としに効果的な洗剤はサンポール



そして、そんなカルキなどの汚れに一番効果的なのは酸性の洗剤になります。

酸性の洗剤と言うとベストセラー商品のサンポールが思い浮かびませんか?

サンポールはトイレの尿石落としなどによく使われるもので、ホームセンターなどでは200円以下で売っているので、かなり手頃に手に入りやすく

手頃に手に入る市販商品では一番強力な酸性洗剤なのではないかと思っています。

この酸性洗剤のサンポールは、床の白くなっているところに乾いた状態で塗ると洗剤が反応して、白いカルキがシュワシュワと泡だってきます。

これは洗剤が反応してカルキが溶けている状態です。

白い水垢が付いているところにサンポールをまんべんなく塗って10分ぐらい経ってからブラシやスポンジで磨いてみてください。

すると床についた固まったカルキ汚れは、いとも簡単に取れることがあります。

かなりの歳月や年数をかけて固まってしまったカルキに対しては、サンポールでも取りきれないことがありますが、

まだカルキが固まって間もない状態であればサンポールを塗ってしばらく経ってからスポンジやブラシで磨き落とすことで、いとも簡単に取れることがあります。

特に扉の下端部分はこういった石灰化したカルキ汚れがつきやすいので、そういったところにサンポールを吹きかけておいて10分後ぐらいにそこをブラシで磨いたりするとびっくりするほど楽に取れます。

こうゆう汚れです↓↓


スポンジブラシで取れない場合は、プラスチックや木でできたヘラなどでこすってあげると取れることがあります。

プラスチックのヘラ↓↓


プロは鉄でできたヘラやスクレーパーなどを使用して落とすことがありますが、これは技術がいるので下手すると床や部材、扉に傷をつけたりしてしまう可能性があるので、もしやられる場合は自己責任で慎重に行なっていただければと思います。

鉄でできたヘラやスクレーパー↓↓




ただ、プラスチックのヘラや木のヘラは汚れよりも柔らかくて石灰化した汚れを削り落とす事ができない場合もあるので

プロは鉄のヘラやスクレーパーでこそぎ落とことがあります。ただ長年の熟練した技術がないと素材を傷つけてしまう可能性があるので一般の方にはあまりお勧めしてはいません。

サンポール使用時の注意



ちなみにサンポールを使う場合は絶対にカビキラーなどの塩素系漂白剤などと一緒に使わないでください。

酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜて使うと有毒ガスが発生し、とても危険です。

それを吸ってしまうと毒ガスなので死に至る可能性もあるので、気をつけてください。

またサンポールは市販の中ではかなり強力な酸性洗剤なので、ちゃんと使用するときはゴム手袋を使用してください。保護ゴーグルなどもつけたほうがいいと思います。

サンポールは安くてかなり便利でプロでも愛用している洗剤ですのでかなりおすすめなのですが、使い方を間違えて金属などに使用してしまうと金属が変色してしまう可能性もあるので気をつけてくださいね。

また先ほど入った塩素系の洗剤と混ぜないようにしてください。

皮膚が弱い人は特にこの酸性洗剤のサンポールで手が焼けてしまったりひりひりと赤い湿疹が出てしまう可能性もあったりするのでそちらもお気を付けください。

手軽に購入できて強力な洗剤ではありますが使用上の注意は必ず読んで安全な使用をお願いします。

自分でやるのはやっぱり無理という方は弊社でもお風呂のクリーニングを行っていますので まずはお問い合わせいただければと思います。

まとめ



さて、白く固まった汚れの原因とそれを落とすためのサンポールの使い方についてお伝えしさせていただきました!

サンポールはとても安価に仕入れることができて使いやすい洗剤ではありますが、その分刺激の強い洗剤でもあるので、使用する上では気をつけていただければと思います。

また、使用する場所によっては鉄が変色してしまったりとか、素材が焼けてしまって色が変わってしまうということもあったりするので、試し試ししながら気をつけて使っていただければと思います。

白く固まってしまった汚れを落とすのはかなり大変ではありますが、これはプロとしても永遠の課題で、

サンポールだけではもちろん落ちないこともありますし、カルキが付いている素材によってはサンポールをつけてしまうとその素材が痛んでしまうことなどもあったりするので、様々な洗剤を使用して試しながらプロは汚れを落としていきます。

その内の一つの洗剤がサンポールというだけであって、全てのカルキに対してサンポールを使っているわけではない。ということだけご承知おきいただければと思います。

どうしても自分でやるのが難しいとか失敗してしまうリスクを恐れてしまってお掃除ができないという方は、弊社でもカルキ落としの浴室クリーニングをさせて頂いておりますので、そういったご相談も頂ければと思います。

長くなくなりましたが読んで頂きまして誠にありがとうございました!
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