
リノベーションライフです。
今回はダイキン製の天井埋め込み式エアコン1方向の分解洗浄をさせていただいたので、
分解方法についてレクチャーさせていただこうと思います!
天井埋め込み式エアコンはドレンパンまで外して洗浄ができるので
な隅々まで綺麗にできます。
壁掛けエアコンとはまた違った構造ですが、内部までしっかり分解できるので
ご依頼ただいたお客様もここまで分解できるとは思わなかった!と驚かれていました。
洗浄後は気になっていたカビ臭い匂いもなくなったと大変喜ばれておりました^^
ではでは、どのように分解して洗浄していったのか?
この記事では分解方法についてレクチャーしていこうと思います!
ダイキン製の天井埋め込み式エアコン1方向の分解方法

まず最初に羽とフィルターを外していきます。フィルターは左右についた爪をスライドして開けれるようになっています。
羽は真ん中の支点を外してから左右には刺さっている支点を弛ませれば外せます。

蓋をあけると、グレーの爪がありますので、これをスライドしてフィルターを外せるようになっています。

外せました。

次に外装カバーを外していきますのでその前に基盤からコネクターを外していきます。基盤は右側にカバーがあります。

このカバーを開けるとカバーのモーターと繋がっているコネクターが1本ありますのでそちらを外していきます。

コネクターを外したら、今度はカバーを固定してあるビスを何点か外していきます。化粧パネルに隠れているビスもあります。
その化粧パネルは爪で引っかかっているだけなので、うまくスライドさせて弛ませながらパネルを外します。
最初はちょっと難しいかもしれませんが爪が折れないように慎重に外していきます。パネルを外すと隠れていたビスが見えます。

ビスを外すと外装カバーが外れます。次にドレンパンが見えてきます。

ドレンパンは4〜5本のビスで固定されているだけなので、ビスを外したらゆっくり外していきます。ビスさえ取れれば少しはまっているだけなのでゆっくり外していきます。
ドレンパンには水が溜まっている可能性がありますので傾けないように慎重に下ろします。
ドレンパンも外せるとやっと熱交換器があらわになってきます。ここまでくれば後は養生をして洗浄ができる状態になります。

外したパーツ類はこちら!カバーの裏側やドレンパンは汚れが固着してカピカピになっています。臭いの原因にもなるわけです。

本体もこんな感じでカビがついて汚れているのがわかりますね!

養生をして洗浄していきます。
洗浄の前に基盤に水がかからないように養生します。

基盤への養生ができたら周りに水が飛び散らないようにマスカーで全体を覆うように養生していきます。

養生ができたらアルミフィンとファンに向けて洗浄液をスプレーしていきます。

汚れは養生をくるくる巻いてバケツに落ちるようにしておきます。

いよいよ高圧洗浄です!

こんなに汚れた汚水が出てきました!

パーツも綺麗に洗いました。

見た目以上に汚れていましたね!こんな感じで分解をして高圧洗浄をしていきます。
後は分解した手順と逆の手順で組み上げていくだけです。
復旧も無事に終えてクリーンな空気が出るようになりました!カビ臭い臭いもなくなりお客様もお喜びいただけました^^
埋め込まれているエアコンだと、なかなか中の状態までわからないので、汚れていないような気がしますが、
中を開けてみると想像以上に汚れているのが埋め込み式エアコンです。
何年も使用しているけど、フィルターのお掃除しかしたことがないという方は、一度分解洗浄をされた方がよろしいかと思います。
自分でできる方はこの記事を見ながらされるのも良いですし、弊社でも分解洗浄は行っていますので、ご依頼いただければ飛んでいきます!
ということで、以上で分解洗浄のレクチャーを終わります。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました!