リノベーションライフの杉山です!
本日は日立RAS-E56D2白くまくんの分解洗浄を行ってきましたので
この記事では分解方法についてレクチャーしていこうと思います。
この機種は前面に基盤が設置してあるので、基盤ごと外さないと
熱交換器の洗浄ができないので技術を要しますが、
しっかりと手順通りに分解していけばしっかりと
熱交換器の洗浄ができますよー!
日立RAS-E56D2の分解方法
さて、こちらの機種は同じ日立の白くまくんのお掃除機能付き機種の中でも構造が入り組んでいてちょっと大変です。
洗浄と復旧含めて3時間程度を要します。慣れてくれば2時間くらいで分解洗浄復旧までいけると思います。
それでは早速分解の手順を紹介していこうと思います!
まずは前面パネルを外します。前面パネルは爪で引っかかっているだけなので簡単に外すことができます。
前面パネルを外すと下記のようにフィルターが見えます。
フィルターは誰でも外せるように本体に説明が記載されているのでその指示にしたがってフィルターを外していきます。
フィルターは前面左右と上部左右についていますので計4枚のフィルターがあります。
次にカバーを外しますが、カバーを固定している隠しビスが下端に左右2箇所ありますのでそちらをドライバーで2箇所外していきます。
この部分も爪でついているだけで外せますので、外しておきます。
カバーを外す時、羽(ウイング)があると外しづらいので、羽も外していきます。
羽はだいたい左右と真ん中に引っかかっているだけなので、まずは真ん中に引っかかっている部分を弛ませて外し、ついで両はしを順番づつ外していきます。
この時あまり無理に羽を曲げると割れたり歪みの原因になりますので無理に曲げないようにしましょう。
ついで外装カバーを外していきますが、この機種は左右別れて外れるタイプですので、別々に外していきます。
かなり外しづらい形をしているので、ヘラなどをさしてうまくずらしながら外す必要があります。
写真のこの部分が外しづらいです。↓↓
【左側】
【右側】
これさえ外れれば外装カバーはOKです!
外装カバーやフィルターを外した状態がこちら↓
ここからは右側の前面についている基盤からコネクターを外して外せるパーツをどんどん外していきます。
基盤のカバーを外すとこんな感じで配線されています。
基盤の下にもう一つ横長の基盤が隠れていますのでこちらも蓋を開けてみます。
基盤の下のスペーサーは外れるので外しておきます。
二つの基盤にはたくさんコネクターがついてあります。
とりあえずどこにどのコネクターがついていたかしっかり写真などとってつける時に間違わないようにして、コネクターをどんどん外していきます。
外すとこんな感じで基盤を本体から外せるようになります。
右側の前面基盤についているコネクタもあらかた外してできればFケーブル(黒白赤のケーブル)も外せると基盤ごと取れるので洗浄の際安心です。
基盤についているコネクター類を全て外せばこのようになります。
これであとは養生をしていけば洗浄できるようになるので、ここまでできればひとまず業者レベルですのでご自身で商売ができるかと思います!笑
ちなみに、外すのは割と簡単なのですが、復旧するときに手順や配線の位置などを忘れてしまうことがありますので、
分解の際は必ず写真にとっておくことをおすすめします!
また、ご自身でされた際の故障や不具合などに関しては自己責任でお願いいたします。
自分でやるのは自信がないよー!って方は、弊社で分解洗浄のサービスを行っておりますので、
ご所望いただければ飛んでいきますよ!
ということで、日立RAS-E56D2白くまくんの分解方法についてのレクチャーでした!
ありごとうございました^^